内科は、病院の中で最も多い科です。
一言で内科と言っても、そこからさらに専門の分野に分かれます。
実に多くの内科がありますが、今回は内科の種類についてご紹介します。
症状と合わせてご紹介するので、内科の受診をする際の参考にしてくださいね。
消化器内科
消化器は、胃や食道などの体の消化に関する内科です。
例えば、腹痛や食欲不振、吐き気、吐血などの症状を診てくれます。
特に腹痛は何気なく起こりますよね。
しかし、何気ない腹痛でもいつもより痛みが激しかったり、なかなか痛みが引かない場合は、早急に診てもらいましょう。
循環器内科
循環器内科は、主に心臓や血管に関わる診療をし、高血圧や不整脈、心筋梗塞などの疾患を診てくれます。
例えば、動機や息切れなどの症状が気になる場合は、心臓や血管に関する病気を患っているかもしれません。
また急に胸が苦しくなったり、高血圧などの症状も循環器内科で診てくれます。
急に胸が苦しくなることは、若い方でもなる場合が多いです。
ひょっとしたら、病気を患っている可能性もあるので、症状が続く場合は循環器内科へ相談しに行ってみましょう。
神経内科
神経内科とは、脳や脊髄、末梢神経などを専門としています。
神経と名が付くので、精神科や心療内科の役割を担うと思われがちですが、実際は全く違うものです。
神経内科では、脳梗塞や脳出血、めまいなどの症状を治療してくれます。
また、脊髄の骨などに関する怪我や病気は、整形外科の専門となりますが、脊髄自体の病気は神経内科が担当します。
例えば、筋力の衰えや、筋肉が痩せてしまう場合は、脊髄の病気であることが考えられます。
呼吸器内科
呼吸器内科は、咳や痰、息切れなどの呼吸に関する症状を診てくれます。
例えば、風邪を引いたけど、咳や痰が極端に酷い場合は、内科ではなく、呼吸器内科で診てもらうのがいいでしょう。
肺炎や気管支炎などの病気が潜んでいることが考えられます。
咳や痰は、風邪や季節的な要因で起こることも多いので、病院で診てもらうか迷ってしまうでしょう。
ただ、こちらも放置すると病気が進行してしまうので、気になるようであればすぐに受診するようにしてください。